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小児歯科

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五月台アローラ歯科の
小児歯科のポリシー

五月台アローラ歯科院長

こどもの歯を健康に維持するためには、保護者の歯科に対するリテラシーが必要不可欠です。
「乳歯はどうせ生え変わるから・・・」と考える方もいますが、乳歯の健康状態が次に生え変わる永久歯にも影響するため、早いうちからケアしていくことが大切です。
歯が生え始める0歳から永久歯が生え揃う12歳ごろまでが最も大切な時期といえます。
当院では、虫歯を治療することだけが小児歯科ではないと考えています。
歯磨き指導や生活指導、矯正のご案内など、こどもの歯をいろんな側面からトータルサポートすることを大切にしています。

 

目次

こんな方におすすめ

  • こどもの歯を守りたい
  • こどもの歯並びの相談をしたい
  • こどもの歯磨きを正しく行いたい
  • 虫歯にならないようにケアしたい

小児歯科とは

小児歯科について

小児歯科とは、名前の通りこどもに対して歯科診療を行う診療科目の1つです。
小児歯科は、こどもが成長した後も健康な歯を長く維持するための大切な役割をもちます。
たんに虫歯を始めとするトラブルを治療・解決するためのものではなく、生え変わる大人の歯へ悪い影響を与えないように成長のことまで考えたトータル的なサポートをするものです。
歯磨き指導や食生活などのアドバイス、矯正のご案内などを行います。

 

こどもの歯を守るために大切なこと

こどもの歯を守るためには、こどもの成長時期に合わせた適切なケアが必要です。
年齢ごとの特徴も踏まえてケア方法についてご紹介します。

赤ちゃんの歯

0~2歳

歯が生え始めてくる生後7~8カ月ごろを目安に、小児歯科を受診し始めることが理想です。
歯の生え方のチェックや、生活指導などを行いこどもの歯を守るために大切なことを保護者の方へ伝えていきます。

自宅では、まず大人と同じ食器での食事や口移しはしないようにしましょう。
生まれたばかりのこどもには、虫歯菌は1つも存在しません。
ですが、大人の唾液が触れることによってこどもへ虫歯菌が移ってしまうため注意が必要です。
また、ミルクを飲んだあとにはガーゼなどの柔らかいもので口の中を綺麗にしましょう。
この時期はまだ、歯ブラシは使用は控えるようにしましょう。

子ども検診中

2~6歳

3歳前後には乳歯列が完成してきます。
この時期には、こどもが自分で歯磨きをやりたがる時期なので歯ブラシを渡して歯磨きに慣れてもらいましょう。
動きながらの歯磨きは転んだ際に歯ブラシがのどの奥に刺さってしまう危険性もあるため、注意が必要です。
また、こどもだけでは磨き残しもあるため必ず仕上げ磨きをしてあげましょう。

生えたての乳歯は歯の質が弱く虫歯に弱い状態です。
特に奥歯の歯の隙間や溝が虫歯になりやすいため、注意しながら磨きましょう。

子供が歯科治療を受けている様子

6~12歳

6歳を目安に永久歯が生え始めます。
永久歯が生えるタイミングには、個人差があるため生えるのが遅くても特に心配はいりません。
一般的には、男の子よりも女の子の方が永久歯が生えるタイミングは早い傾向にあります。

永久歯が部分的に生えてくることで、歯と歯の間にすき間や段差ができ歯ブラシが届きにくくなる箇所も出てきます。
まだまだこどもだけの歯磨きでは磨き残しもあるため、小学校低学年までは引き続き仕上げ磨きをしてあげることがおすすめです。

また、永久歯の生え始めによって歯並びが気になり出す時期でもあります。
こどもの時期の歯列矯正は歯も動きやすいため、状況に応じて矯正治療の検討も必要でしょう。

小児歯科の治療について

当院の小児歯科治療

歯の詰め物の再現図

シーラント

シーラントとは、汚れが溜まりやすい歯の溝をフッ素を放出する詰め物で塞ぐ治療法です。
歯噛み合う面には、「山」と「谷」があり、山の部分を咬頭、谷の部分を裂溝といいます。
生えたての歯は裂溝が深いため、溝の底には汚れがたまりやすいため、シーラントで虫歯菌の侵入を防ぎます。

効果
虫歯菌の侵入を防ぐ
歯磨きがしやすくなる
など

高濃度フッ素

フッ素は、口腔内のトラブルを予防するために取り入れられる治療の1つです。
市販の歯磨き粉にもフッ素が含まれているものもありますが、歯科医院では市販で取り扱いのない高濃度のフッ素を塗布することができます。

効果
エナメル質の強化
再石灰化の促進
酸の生成を抑制
など

歯の治療をしている様子

歯石の除去

こどもの口腔内は大人比べると歯石はつきにくいとされていますが、磨き残しなどによって歯石が発生していることもあります。
その場合には、超音波スケーラーと呼ばれる大人の治療でも使用する専用医療機器を使用してしっかりと口腔内を綺麗にしていきます。

 

模型を使用したブラッシング指導

ブラッシング指導

こどもの歯の特徴を踏まえながら、こどもと保護者の方へブラッシング指導を行います。
こどもには「歯磨きに慣れてもらうこと」、保護者には「歯磨きが大切であること」を丁寧に説明していきます。
大人に成長してからも歯科医院での定期メンテナンスはとても重要なため、こどもが歯医者を嫌いにならないように配慮しながら進めていきます。

小児歯科における注意事項/リスク

歯医者が怖い場所と思われないように

こどもに「歯医者は怖いところ」というイメージを与えてしまうと、来院することが億劫になってしまうと治療もスムーズに行えません。
怖いイメージを与えないためにも、次のことに注意する必要があります。

・歯が痛くなる前に歯科医院に通院する
・「悪さをしたら歯医者に連れていく」といった発言をしない
など

小児歯科の流れ

1

カウンセリング

ご来院いただいたら、どのようなことでお困りなのかお伺いします。
歯の生え変わりや歯並びなど、こどものお口について気になることはたくさんあると思います。
歯のことだけでなく生活習慣についてもお困りのことがあればご相談ください。

2

必要に応じてレントゲンを撮影

もし虫歯や歯並びが気になる場合は、その部分だけ写すことのできるレントゲンを撮影します。
五月台アローラ歯科では、矯正治療を行う場合を除いて、こどもに対してお口全体が写る大きなレントゲンは行いません。

3

処置・クリーニング

見つかった問題点に対して、必要な処置やクリーニングを行います。
治療内容については事前にご説明させていただきますので、ご安心ください。
こどもも保護者の方も、安心して処置やクリーニングを受けていただける雰囲気づくりを心がけています。

4

フッ素塗布

治療やクリーニングの後には、虫歯予防のためにこども用のフッ素を塗布します。
お子様用のフッ素は、大人に使用するものよりもフッ素濃度が低いため安心です。
定期的に歯科医院でフッ素を塗布することで、虫歯になりにくい強い歯を作ることができます。

5

メインテナンス

処置やクリーニングが終わったらメインテナンスに入ります。
基本的には3ヶ月に1回、定期検診にお越しください。
定期的に検診に来ていただくことで虫歯ができてしまっても早い段階で見つけることができます。
予防に加えて、早期発見・早期治療がお子様の口腔内を守ることにつながるのです。

こどもの歯について

乳歯とは?

こども

乳歯とは生まれて7~8カ月後から生え始める歯のことで、全部で20本です。
乳歯は12歳頃から少しずつ永久歯に生え変わり、最終的に全ての乳歯が永久歯に生え変わります。
永久歯と比べると、エナメル質や象牙質と呼ばれる歯を形成する層の厚みが半分ほどといわれています。

乳歯の特徴

子どもの口元

虫歯になりやすい

歯の表面的な層であるエナメル質と、その内側に位置する象牙質と呼ばれる層が永久歯の半分ほどしかなく、歯質も強固でないため柔らかいです。
また、乳歯は噛み合わせ部分の溝が深く汚れが溜まりやすいため、虫歯になりやすく進行も早いことが特徴です。

こどもの歯のメインテナンス

気を付けること

子ども間食

間食の回数について

保育園や幼稚園に上がると、間食の管理が難しくなってくるケースがあります。
できる限り間食の回数は増やさず、1日1回~2回の間食で抑えられると理想的です。
歯の表面は糖を摂取することで溶けていきますが、溶けてしまった歯の表面は唾液などによる再石灰化という作用で元の状態に戻ります。
間食の回数が増えるということは、糖が口に含まれている時間が増えてしまい歯が溶けやすくなることを意味します。
食事や間食は決められた時間に取り、回数が増え過ぎないように注意しましょう。

 

栄養バランスの取れた食事

ミネラルが多く含まれた食事を摂取することで歯質を強化することができます。
また、カルシウムビタミンDなども歯にとって重要な成分です。
歯の主成分である「ハイドロキシアパタイト」にはカルシウムが含まれ、エナメル質の90%以上がハイドロキシアパタイトで構成されています。
ビタミンDは歯の再石灰化を促します。
栄養バランスのよい食生活は体の健康だけでなく、歯の健康のためにも重要なのです。

よくある質問

どうしても歯科医院を怖がります。
どうしたらいいですか?

歯科医院を怖がるこどもほど、早めに連れてきていただくことをおすすめします。
痛くなってからお連れいただくと、痛いことをしに行く場所だというイメージがついてしまいます。
何もない時から歯科医院に来ていただき、楽しく予防ができる場所だと思ってもらえると理想的です。

保護者にも仕上げ磨きの指導などを行ってもらえますか?

保護者の方にも仕上げ磨きの指導を行っています。
また生活習慣や食事内容についてもお気軽にご相談ください。

フッ素は自宅でも塗れますか?

歯科医院で使うフッ素は高濃度であり、ご自宅でご使用いただくことがはきません。
ご自宅ではフッ素入り歯磨き粉などをお使いいただくことで、歯科医院でのプロフェッショナルケアと合わせて、フッ素の相乗効果を得ることができます。

シーラントはいつからできますか?

乳歯の奥歯が生えてくると、シーラントを行えます。
永久歯が新しく生えた時もシーラントを行っておくと良いでしょう。
永久歯が生え始めるのは6歳頃です。

歯が生えるのが遅い時はどうしたらいいですか?

あまり神経質になりすぎる必要はありませんが、一般的な時期から2、3年も遅い場合は歯槽骨の中に永久歯が埋まったままのこともあります。
まずは歯科医院に定期的に通っていただき様子を見ますが、必要であればレントゲンを撮って状態を確認することも可能です。

学校で虫歯があるといわれました。
診てもらえますか?

学校の検診で虫歯があると指摘されたお子様の診察、治療を行っています。
ご予約時にお電話でその旨をお伝えいただき、歯科検診の用紙を持ってご来院ください。

子供が自分で歯磨きを出来るようになるのは何歳頃ですか?

3歳を過ぎた頃から自分で行う習慣をつけるとよいでしょう。
こどもだけではきれいに磨くことは難しいため、保護者の方の仕上げ磨きが必要です。

子供も定期検診は3カ月に一回で大丈夫ですか?

もし何か問題があれば早めにご来院いただいても大丈夫です。
特に何の問題もなく、歯科医師からの指示がない場合は3ヶ月に一回でよいでしょう。

矯正が必要な場合は矯正歯科と連携をとってもらえますか?

当院では矯正治療も可能です。
一般歯科の治療と並行しながら矯正治療を行います。

子供を連れて行くのに良い時間帯はありますか?

まだ保育園などに通われていないお子様は、午前中のうちにお連れいただくとご機嫌がよい中で治療ができるかもしれません。
眠い、お腹が空いた、ご飯を食べた直後などは少し治療が難しくなってしまうこともあります。
ご機嫌が良よいときにぜひお連れください。

著者 Writer

著者画像
宇治野 聖
安心してお通いいただける歯科医院を目指します!

【経歴】
2015年3月 鹿児島大学歯学部 卒業
2015年 横浜市内の歯科医院にて勤務
2018年4月 衛生士教育主任就任
2019年4月 医局長就任
2021年5月 五月台アローラ歯科 開院

【資格・所属学会】
日本口腔インプラント学会
日本歯内療法学会
日本審美歯科学会

MEDICAL

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ABOUT US

五月台アローラ歯科

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〒215-0023
神奈川県川崎市麻生区片平5丁目24-15
ガーデンテラス五月台1F

最寄駅

「五月台駅」徒歩3分

駐車場

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09:00〜13:00 -
14:30〜18:00 -
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